おせちに込めた様々な思い

年々、デパートなどに並ぶおせちが豪華になっており、お歳暮商品と並んで季節ものの目玉商品となっています。予算は1万円~2万円前後のものが売れ筋となっているようです。お正月から家族で豪華なおせち料理を囲むことができるのは幸せなことです。昔は、家でおせち料理を一生懸命作ったものですが、お正月くらいは主婦も家事仕事から解放されたいことでしょう。

だから、デパートで豪華なおせち料理を購入できるというのはありがたいことなのです。もともと、作物の収穫に感謝を込めたり、大漁、豊作に願いを込めて神様に供えた「節供料理」が元になっていると言われており、その起源は弥生時代にまでさかのぼることができるそうです。また、単に豪華で日持ちすれば良いのではなく、本来一つひとつの料理には意味があります。たとえば、定番の「数の子」は子宝、子孫繁栄を願って、黒豆は黒色が魔除けの色であることから、邪気を追い払ったり、無病息災を願って、さらにレンコンは穴が開いていて見通しが良いということから縁起が良い食べ物として出されます。

おせちは、いつもの食卓に出される料理とは違うので、子どもも興味津々、箸を伸ばすことでしょう。そのとき、一つひとつの料理の意味を教えてあげると良いのではないでしょうか。そのために親のほうも少し知識を入れておく必要があるかもしれません。ここにお雑煮などのお餅などがつくと、お正月の料理はより一層美味しく、また楽しいものとなることでしょう。

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